環境への取り組み

フロン回収・再生

我が国では、オゾン層保護のための国際枠組み(モントリオール議定書)に基づき、1988年に「特定物質の規制等によるオゾン層の保護に関する法律(オゾン層保護法)」を制定して、1989年7月からオゾン層破壊物質の生産・輸出入の規制を開始するとともに、その需要を円滑かつ着実に削減していくための施策を行なっています。
  • オゾン破壊係数(ODP*):0.005〜0.52
  • 地球温暖化係数(GWP*):1,500(HCFC-22)
  • 主な用途:エアコン等の冷媒、各種断熱材の発泡剤、電子部品・金属部分等の洗浄剤







  • 特定のフロン使用機器を廃棄するときは、法律に従って行う必要があります。機器の種類により、家庭用エアコン・冷蔵庫は家電リサイクル法、カーエアコン(自動車を廃棄するとき)は自動車リサイクル法、業務用の冷凍・冷蔵・空調機器はフロン回収・破壊法によって規制されており、これらの機器を廃棄するときには、フロンが大気中に放出されないよう、回収して、適切に処理しなくてはいけません。特に、店舗、工場、事務所、ビルなどを改修、解体するときに、建物に据え付けられた冷蔵機器や空調機器からフロンが漏出する可能性がありますので、工事業者とよく相談して、フロン回収を忘れないようにしてください。